八千代松陰中学校・高等学校にてオンライン英会話プログラム「キャリア&コミュニケーション」を実施

株式会社トモノカイ(東京都渋谷区 代表取締役社長:徳岡臣紀)は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、6月以降も全国の中学校・高校生の休校が続くことを踏まえ、中高生向けのオンライン英会話プログラム「Career&Communication(キャリア&コミュニケーション)」を開発し、八千代松陰中学校・八千代松陰高等学校にて中高生を対象に実施しました。

「Career&Communication」は、日本にいる留学生と共に、海外や日本で学ぶ意味を考える、4日間のオンライン英会話プログラムです。

また、今回参加した留学生は大学院生が多く、日本を含む海外の大学院で学ぶキャリアについて生徒たちに語り、語学の壁を恐れずに挑戦する楽しさを伝えました。

▼プログラムの流れ

本プログラムは、前回実施した「Design&Communication(デザイン&コミュニケーション)」を、キャリア教育用に発展させたプログラムです。 留学生3名と共にグループワークとインタビューを通じてキャリアについて考え、最終日に生徒全員が自分のキャリアプランについて発表しました。

▼プログラムの様子

WEB会議ツール「ZOOM(ズーム)」を活用します。各セッションの開始時、留学生と共に今日自分が頑張ること「My goal!(マイゴール)」を宣言し合います。

留学生メンバーから生徒へメッセージカードのギフトを贈呈しました。今回の体験をいつでも振り返られる様にデザインしています。

▼参加した生徒のコメント

八千代松陰中学校

・大学院の修士の方がいて、ただでさえ言語の壁がでかくて日本に来るのも大変なのにすごいと思いました。私は将来外国で働きたいので色々なことを聞いてみたいと思いました。(中学3年生)

・回を重ねる度に英語で会話することが楽しくなってきました。今回は質問された内容がちょっと理解できなくて答えられなくて恥ずかしくなってしまった場面があったけど、留学生や先輩が日本語で教えてくれたりもっと分かりやすい形で質問を変えてくれたりしたのでとてもありがたかったし良い経験になりました。来週が最終回になってしまうのがとても寂しいです。(中学2年生)

・留学生と会話をして、「自分話せてる!」と実際は文法など合っていないかもしれないけれど、根拠のない自信が持てた。前回のDesign&communicationの講座では、緊張してしまって、留学生と話すことも難しく考えていた。しかし、いつの間にか留学生と会話することは、難しく考えなくて良いんだと分かってから、一気に楽しくなりました。(中学3年生)

・最初はとても緊張していたけど、レクリエーション?を通して、少し緊張も和らいで、面白かったです。部分的にしか、聞き取れなくても言っていることがなんとなくわかって、意思の疎通ができるのが楽しかったです。この調子で、外国の文化などを知ったり、英語に慣れていって、緊張しないようになれればいいなと思いました。(中学3年生)

八千代松陰高等学校

・今回のグループの先生がナイジェリアから来た方で、普段無縁のアフリカの文化や情勢を知ることができてとても楽しかったです。また、英語でお互いコミュニケーションができてとても楽しみながら英語を活用することができて良かったです。普段は行うことのできない「英語を実際に使ってみる」ことができて良かったです。(高校2年生)

・英語で他の人とコミュニケーションを取るのはとても面白かった。単語をもう少し覚えようと思った。周りの人が流暢に話せていてとても刺激になった。(高校1年生)

・今回はキャリアについて話してみて、内容が難しかったので、理解できなかった部分が少しあったが、伝えようとする努力を、今までで一番することが出来たと思うので、良かった。(高校1年生)

・はじめは、きちんと英語を話せるかや聞き取れるかが不安で緊張していたが、留学生の国や文化、キャリアなどについての話を聞いていくうちに、外国についてもっと知りたいと思った。また、もっと留学生と話したいとも思った。この講座を通して、海外の人と話をする楽しさを知ったが、自分自身の語彙力の無さにも改めて気付かされたので、もっと頑張りたい。(高校1年生)

▼八千代松陰中学校・高等学校 飯塚先生

①プログラム導入に至った経緯と実施した感想

前回「Design&Communication(※詳細はこちら)」に引き続き、講座をご実施いただきました。前回同様、ブレイクアウトルームの中で一生懸命に話をしようとする生徒たちの姿が印象的でした。「英語を使えるようになる」ことはもちろん目標の一つですが、「キャリアについて考えるために英語を使う」という構図が、他にはない優れたプログラムだと感じています。

②プログラム受講前後での生徒の成長や変化

コロナ禍においてSpeakingの機会が限られていて、かつオンラインコミュニケーションという初めて経験する環境下において、生徒たちははじめは戸惑いながらも頑張って発話しようとする姿が印象的でした。また外国人留学生は「英語を話せる人」ではなく「日本に何かを学びに来ている人」であるという意識から、キャリアについての考えも深めることができたのではないかと思います。

③今後、当プログラムに求めること、改善点

オンラインプログラムが定着し、受講生が増えれば、レベル分けとそれに基づく留学生の専門分野についてのより深いインタビューワークなどができるように感じました。これからの可能性をたくさん感じることのできるプログラムでした。

▼本プログラム担当者のコメント

①本プログラムを通じて得られる学び

今回は「キャリア」をテーマに、参加者一人一人の考えや気持ちを表現していく形でプログラムを行いました。正解のない問いに対して、留学生のキャリアを参考に、自身のキャリアを幅広い視野で捉えることが出来たのではないでしょうか。

②オンラインプログラムの面白さと難しさ

オンラインという環境は、プログラムが始まるまでは場の雰囲気が読めない分、通常のプログラムと比較して参加者の不安や緊張感が高いように感じます。

しかし、いざプログラムが始まると、オンラインによってお互いの顔をしっかりと見ながらコミュニケーションできるため、緊張や不安が払拭され、英語を話せた達成感や留学生との距離が縮まった充実感などは、通常のプログラムと同程度かそれ以上にご実感頂けております。

③オンラインプログラム、今後の展望

今後は、留学生の母国を臨場感ある形で伝えられるバーチャル体験等のコンテンツを組み込みながら、さらに進化したオンラインプログラムをお届けしたいと考えています。

本プログラムが、生徒様にとって、世界に興味を持ち、英語でのコミュニケーションを楽しく感じられるきっかけとなれば幸いです。

▼本件に関するお問い合わせ先

株式会社トモノカイ
グローバル教育共創室 担当:伊丹・神山
お問い合わせはこちら

読売新聞にてオンライン英会話プログラム「デザイン&コミュニケーション」が掲載されました

2020年7月7日公開の読売新聞オンラインにて、八千代松陰 中学校・高等学校(千葉県八千代市) が開講する土曜講座のテーマ「グローバル」で実施した、株式会社トモノカイのオンライン英会話プログラム「Design&Communication(デザイン&コミュニケーション)」の取材記事が掲載されました。

本プログラムは全4回に別けて実施。デザインの企画と制作は「日本に滞在する留学生の困りごと」をテーマに、問題解決型学習(PBL)のプロセスに則って進みます。

英語による留学生へのインタビューから、 生徒個人で問題を発見し、各チームで解決策となるデザインを制作し、最後に各チームの独自のデザインをプレゼンテーションで提案します。

探究・グローバル・表現をテーマに「土曜講座」…八千代松陰

「DESIGN&COMMUNICATION」の講座を取材した。ファシリテーターはナイジェリアからの留学生オブーゴ・マイケルさんで、外国人が日本で暮らすうえで役に立つ標識を描くという授業を行っていた。駅での乗り換え標識、漢字とアルファベットを並べた絵など、受講生たちは思い思いのスケッチを画面に表示させ、「This is my sketch(これが私のスケッチです)」などと英語で説明していく。また、グループを作って互いに自分の好きなスケッチを一つ選び、なぜその作品がいいと思うか、英語で感想を述べ合うプログラムも行った。

探究・グローバル・表現をテーマに「土曜講座」…八千代松陰

掲載先:讀賣新聞オンライン

八千代松陰中学校・高等学校で実施した「Design&Communication(デザイン&コミュニケーション)」については、こちらでも詳細にお伝えしています。ぜひご覧ください。

これからも八千代松陰中学校・高等学校の「グローバル」教育へ尽力するとともに、今後はキャリア教育や、探求学習の分野でもグローバルな教育機会がご提供できるよう、 より一層精進を重ねてまいる所存でございます。

▼本件に関するお問い合わせ先

株式会社トモノカイ グローバル教育共創室 担当:伊丹・神山

お問い合わせはこちら

八千代松陰中学校・高等学校にてオンライン英会話プログラム「デザイン&コミュニケーション」を実施

株式会社トモノカイ(東京都渋谷区 代表取締役社長:徳岡臣紀)は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、5月以降も全国の中学校・高校生の休校が続くことを踏まえ、中高生向けのオンライン英会話プログラム「デザイン&コミュニケーション」を開発し、八千代松陰中学校・八千代松陰高等学校にて中高生を対象に実施しました。

「デザイン&コミュニケーション」は、英語×デザイン×世界の人々というコンセプトで、どこにいても世界とつながることができることを感じる、言葉、ジェスチャー、視覚的情報を最大限に活用し、自由な表現の楽しさを知る、オンライン英会話プログラムです。

本プログラムは4回のセッションで構成されており、ファシリテーター4名と共にグループワークを通じてデザインアクティビティを学び、最終日に各グループで議論したデザインアクティビティを発表しました。

▼プログラムの流れ

▼プログラムの様子

▼参加した生徒のコメント

八千代松陰中学校

・別々の部屋に分かれた時に拙いながらも英語でコミュニケーションをとることができました。自分の知っている英語とは違くて楽しかったので来週が楽しみです。(中学3年生)

ちゃんとした英語でなくても、伝えようとしたら、留学生は受け取ってくれました。もっと、いろいろな単語を知って、説明が難しかったことも言えるようにしたいです。また途中の留学生への質問コーナーでは、漢字が難しい、読めないなど、漢字が留学生にとって難しいことが、分かりました。(中学3年生)

八千代松陰高等学校

みんなと一緒に外国人が思う今の日本の問題を考えて知れたのでとても良かった。(高校2年生)

・海外の方たちに分かりやすいデザインを考えることは大変だと思い、それと同時にもし、自分が旅行者として初めて日本を訪れたときのことを想像することができた。(高校2年生)

・他国と日本の文化や生活の違いを知れるのは面白かった。外国人の人が日本に来ると意外な所でカルチャーショックを感じたりしていることが分かった。(高校2年生)

・日本に帰国してからは英語をあまり話す機会がなかったので、とても良い機会でした。少し緊張してしまったのとスピーキング力に自信がなく話せなかったので、次はもっと話せるように努めたい。周りの語学力が高くとても刺激になった。(高校3年生)

▼八千代松陰中学校・高等学校 飯塚先生のコメント

①プログラム導入に至った経緯と実施した感想

コロナ禍の中、学校の正課の授業以外の学びの機会を提供したかった。
もともと土曜日に対面での講座をお願いしていたので、場をオンラインに移行して実施していただいた。ただでさえ「英語」というハードルがある中、「デザイン」まで思考を深めるプログラムであり、大変よい機会をいただいたと感じている。

②プログラム受講前後での生徒の成長や変化

まずはオンラインでのコミュニケーション、特にグループ内でのディスカッションの経験をさせられた意義は大きい。また、対面での授業を実施できない現状において、「英語を使わないといけない」環境に身を置くことで、英語を話し続けることの価値を感じている生徒も多かった。

③今後、当プログラムに求めること、改善点

可能であれば、継続して実施していきたい。テーマも、今回は「デザイン」ということだったが、「SDGs」や「留学生の専門分野」など、キャリア教育やPBLにつながるような内容を期待したい。

▼本プログラム担当者のコメント

当社は年間120校以上の中学校・高校で英語コミュニケーションプログラムを運営する実績があり、新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、休校や海外研修中止への対策について多く学校より相談を頂いております。

グローバル体験学習の機会を維持するため、当プログラムをご利用いただき、生徒様にオンラインでのグローバルコミュニケーションを体験頂ければ幸いです。

▼本件に関するお問い合わせ先

株式会社トモノカイ グローバル教育共創室 担当:伊丹・神山

お問い合わせはこちら