サマーキャンプ再開に関する保護者の意識調査(2020年)

株式会社トモノカイは、新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、東大家庭教師友の会の会員を対象に、サマーキャンプの認知度とサマーキャンプの再開について意識調査を実施しました。

2020年6月30日(火)
株式会社トモノカイ

調査概要

調査方法:メールでのアンケート方式
調査期間:2020/6/9(火)~6/22(月)
調査対象:中学生、高校生の子どもをもつ東大家庭教師友の会の会員
回答者数:22人

アンケート結果のポイント

  1. 73.3% が今年のサマーキャンプに行く予定はないと回答。<単回答、n=22>
  2. 行く予定はない/悩んでいる、それぞれの回答で最も多い理由は、新型コロナ感染症への不安、でした。<記述回答、n=22>
  3. 今年の夏休みは休校による授業の遅れを取り戻す事が優先、と考える保護者の意見も見られます。

回答者の属性と内訳

▼回答者の男女比

  • 回答者に男女の偏りはなく、男女比は50%。<単回答、n=22>

サマーキャンプの認知度調査と再開に関する意識調査

▼サマーキャンプを知っていますか?

  • 40.9%の回答者がサマーキャンプを「知っている」と回答 。<単回答、n=22>

解説:サマーキャンプについて

サマーキャンプとは、小学生と中学生、高校生を対象に、夏休み期間中、親元を離れて実施されるキャンプのことです。
本場アメリカでは、多くの家庭がサマーキャンプを利用します。日帰りから1カ月を越える長期のキャンプまで期間は様々です。
自然を純粋に楽しむキャンプはもちろん、グローバル体験、サイエンス、地域創生、SDGs、探求など、教育的な企画テーマを掲げるサマーキャンプも多くあります。

▼サマーキャンプを利用したことはありますか?

  • サマーキャンプを知っていると回答した9人のアンケート結果を集計。<単回答、n=9>
  • 55.6%にあたる5人が、サマーキャンプを利用したことがある、と回答。

解説:日本のサマーキャンプ事情

日本のサマーキャンプでは、2泊3日の宿泊型キャンプが主流です。
サマーキャンプの運営団体は、学校、旅行会社、教育会社、学童クラブ、NPO法人、地方自治体、に分かれます。
運営団体によって企画テーマは異なりますが、自然と触れ合う、集団生活を営む、この2点は共通します。
今後サマーキャンプは、国連で採択されたSDGsの流れもあり、子どもたちが自然環境に興味を持つ最良の機会として、発展し続けることは確実とみられます。

▼今年、サマーキャンプを利用する予定はありますか? (2020年夏)

  • 72.7%が利用する予定はない、と回答する。<単回答、n=22>
  • 利用するか悩んでると回答したのは、全体の27.3%に留まります。
  • また、利用する予定である、と回答した人はいませんでした。

▼利用したいと思う/悩んでる理由を教えてください。

利用するか悩んでいる、と回答した人のコメントを抜粋

  • 子どもの良い思い出になる。
  • 子ども自身の力を伸ばしたい。
  • 親元を離れ活動する経験をさせたい。
  • 特別な体験をさせたい。
  • 子どもが合宿好き。
  • 広い視野を得てほしい。

▼利用するか悩んでると回答した人へ、どのような点が解決されると利用したいと思いますか?

  • 80%以上の人が、新型コロナ感染症のリスクに関して回答する。<記述回答、n=6>

利用するか悩んでいる、と回答した人のコメントを抜粋

  • コロナがもう少し落ち着けば参加させたい。
  • 感染リスクが国内でほぼゼロになれば利用したい。

解説:サマーキャンプとイングリッシュキャンプ

イングリッシュキャンプとは、グローバル体験がテーマのサマーキャンプを指す事が多いです。
外国人と共にキャンプし、英語を通じてコミュニケーションする事で、日本にいながらグローバル体験ができます。
英語が話せる、日本の大学に通う留学生、アメリカの大学生、プロの英語講師などが参加します。

例えば、トモノカイの主催するイングリッシュキャンプ「Power in ME(パワーインミー)」では、日本の大学に通う教育意識の高い留学生が講師役として多く参加します。

▼利用する予定はないと回答した人へ、利用しないと決めた理由を教えてください。

  • 40%以上の人が、新型コロナ感染症が原因と回答する。<記述回答、n=16>

利用する予定はない、と回答したい人のコメント

  • コロナの影響で、夏季休暇がかなり短くなり、課題との折り合いをつけることが難しいと判断しました。
  • コロナによってキャンプが中止される可能性があるため。
  • 今年学校の夏休みも短縮になり、塾などの講習も入ってくる事から時間的な問題で利用できない。
  • キャンプの代わりにオンライン英語をやるつもりです。
  • 遠方からでも参加が可能か不明。
  • 来春高校受験を控えてるため。

まとめ:サマーキャンプの再開時期

本アンケートを通じて「サマーキャンプの再開はまだ早い」ということが見えてきました。

新型コロナ感染症に対するリスクが残る現状において、子どもたちが親元を離れ集団で行動するサマーキャンプへの参加は、不安が大きいと考える保護者が大半でした。

さらに、今年の夏休みは、休校による授業の遅れを取り戻す事が優先する考えもあります。

トモノカイが運営するイングリッシュキャンプ「Power in ME(パワーインミー)」についても、感染防止対策を徹底すると共に、学校様の要望に応じて、適宜、オンラインでのキャンプを実施してまいります。ぜひお気軽にご相談ください。

海外語学研修もサマーキャンプ同様に実施が難しい状況が続いています。トモノカイでは「Design&Communication(デザイン&コミュニケーション)」など、オンラインでの国内留学プログラムを用意しています。まずはお問合せフォームにてお声がけください。

一緒にコロナを乗り越えていきましょう。

▼本件に関するお問い合わせ先

株式会社トモノカイ 学習デザイン部門 伊丹・依田

お問い合わせはこちら

イングリッシュキャンプ「Power in ME」のサイトリニューアル

株式会社トモノカイ(東京都渋谷区 代表取締役社長:徳岡臣紀)は、 イングリッシュキャンプ「Power in ME」のサービスサイトをリニューアルいたしましたので、お知らせします。

サイトリニューアルの概要

  1. イングリッシュキャンプ「Power in ME」を感じられるコンテンツの充実
  2. コロナ禍でも「Power in ME」を感じられる無料動画コンテンツ「おうち時間で英語旅」の公開
  3. 積極的な「Power in ME」の情報発信を目的としたプレスルームの開設

サイトリニューアルの背景

イングリッシュキャンプ「Power in ME」は、生徒数や開催地、キャンプを通じて学ぶテーマといったすべての事柄に自由度が高く、生徒の成長を強く実感できるプログラムです。

しかし、 一般に開示されている情報が少なく、参加する外国人留学生についてイメージできる情報を自由に閲覧できない事が、学校関係者が検討する際のハードルとなっています。

これらの課題を解決すべく、イングリッシュキャンプ「Power in ME」のサービスサイトを大幅に刷新しました。

これからもイングリッシュキャンプ「Power in ME」を通じて、より良い国内グローバル体験を提供してまいります。

▼本件に関するお問い合わせ

株式会社トモノカイ グローバル教育共創室 担当:伊丹・神山

お問い合わせはこちら

休校中の中高生向けにイングリッシュキャンプ「Power in ME」の動画コンテンツを無料公開

株式会社トモノカイ(東京都渋谷区 代表取締役社長:徳岡臣紀)は、新型コロナウイルス感染拡大による、全国の中学校・高校生の休校や海外研修の中止に伴い、イングリッシュキャンプ「Power in ME」同様、世界中の文化を体験できる動画コンテンツを無料公開します。

イングリッシュキャンプ「Power in ME」の動画コンテンツページはこちら

▼イングリッシュキャンプ「Power in ME」とは

125カ国に及ぶ多様な留学生と共に過ごす、3日間の国内グローバルコミュニケーションキャンプ です。世界の文化やSDGsをテーマに、少数グループによるアクティビティを行い、圧倒的な英語のスピーキング量をお約束します。

▼動画コンテンツの内容

イングリッシュキャンプ「Power in ME」に参加する留学生たちが、自国の文化をテーマに、英語で楽しく語ってくれます。

動画を観るだけで、おうちにいながら世界中を旅する気分を味わうことできます。

ご自宅での英語学習機会に、イングリッシュキャンプ「Power in ME」の動画コンテンツをぜひご活用ください。

イングリッシュキャンプ「Power in ME」の動画コンテンツページはこちら

▼本件に関するお問い合わせ先

株式会社トモノカイ グローバル教育共創室 担当:神山・土井

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八千代松陰中学校・高等学校にてオンライン英会話プログラム「デザイン&コミュニケーション」を実施

株式会社トモノカイ(東京都渋谷区 代表取締役社長:徳岡臣紀)は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、5月以降も全国の中学校・高校生の休校が続くことを踏まえ、中高生向けのオンライン英会話プログラム「デザイン&コミュニケーション」を開発し、八千代松陰中学校・八千代松陰高等学校にて中高生を対象に実施しました。

「デザイン&コミュニケーション」は、英語×デザイン×世界の人々というコンセプトで、どこにいても世界とつながることができることを感じる、言葉、ジェスチャー、視覚的情報を最大限に活用し、自由な表現の楽しさを知る、オンライン英会話プログラムです。

本プログラムは4回のセッションで構成されており、ファシリテーター4名と共にグループワークを通じてデザインアクティビティを学び、最終日に各グループで議論したデザインアクティビティを発表しました。

▼プログラムの流れ

▼プログラムの様子

▼参加した生徒のコメント

八千代松陰中学校

・別々の部屋に分かれた時に拙いながらも英語でコミュニケーションをとることができました。自分の知っている英語とは違くて楽しかったので来週が楽しみです。(中学3年生)

ちゃんとした英語でなくても、伝えようとしたら、留学生は受け取ってくれました。もっと、いろいろな単語を知って、説明が難しかったことも言えるようにしたいです。また途中の留学生への質問コーナーでは、漢字が難しい、読めないなど、漢字が留学生にとって難しいことが、分かりました。(中学3年生)

八千代松陰高等学校

みんなと一緒に外国人が思う今の日本の問題を考えて知れたのでとても良かった。(高校2年生)

・海外の方たちに分かりやすいデザインを考えることは大変だと思い、それと同時にもし、自分が旅行者として初めて日本を訪れたときのことを想像することができた。(高校2年生)

・他国と日本の文化や生活の違いを知れるのは面白かった。外国人の人が日本に来ると意外な所でカルチャーショックを感じたりしていることが分かった。(高校2年生)

・日本に帰国してからは英語をあまり話す機会がなかったので、とても良い機会でした。少し緊張してしまったのとスピーキング力に自信がなく話せなかったので、次はもっと話せるように努めたい。周りの語学力が高くとても刺激になった。(高校3年生)

▼八千代松陰中学校・高等学校 飯塚先生のコメント

①プログラム導入に至った経緯と実施した感想

コロナ禍の中、学校の正課の授業以外の学びの機会を提供したかった。
もともと土曜日に対面での講座をお願いしていたので、場をオンラインに移行して実施していただいた。ただでさえ「英語」というハードルがある中、「デザイン」まで思考を深めるプログラムであり、大変よい機会をいただいたと感じている。

②プログラム受講前後での生徒の成長や変化

まずはオンラインでのコミュニケーション、特にグループ内でのディスカッションの経験をさせられた意義は大きい。また、対面での授業を実施できない現状において、「英語を使わないといけない」環境に身を置くことで、英語を話し続けることの価値を感じている生徒も多かった。

③今後、当プログラムに求めること、改善点

可能であれば、継続して実施していきたい。テーマも、今回は「デザイン」ということだったが、「SDGs」や「留学生の専門分野」など、キャリア教育やPBLにつながるような内容を期待したい。

▼本プログラム担当者のコメント

当社は年間120校以上の中学校・高校で英語コミュニケーションプログラムを運営する実績があり、新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、休校や海外研修中止への対策について多く学校より相談を頂いております。

グローバル体験学習の機会を維持するため、当プログラムをご利用いただき、生徒様にオンラインでのグローバルコミュニケーションを体験頂ければ幸いです。

▼本件に関するお問い合わせ先

株式会社トモノカイ グローバル教育共創室 担当:伊丹・神山

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